基本形ガンビットの問題点
本格的な考察に入る前に、まずは基本形ガンビットのみで戦った場合の主な失敗例をまとめてみることにします。
失敗例を整理することでどのような対策を立てる必要があるかが見えてきます。
主な失敗要因
その1ギースを倒す前に全滅した
ギースを倒すまでは頻繁にエリクサーで強制的にHP1・MP1の状態にされ、また敵が5人もいることから渋滞も
起こりやすいために戦況が安定しません。
残念ながらこの時点では万全の対策を立てることができなかったため、ここはある程度運に頼りつつ試行回数
で突破することになります。
その2味方間の距離が開いてしまい、リーダーが死んでしまった
全自動プレイではリーダーが死んで蘇生が間に合わなければゲームオーバーなため、リーダーの生存を 最優
先で維持する必要がある、という点は今までにも何度か確認してきました。
囮状態の味方を作ることでリーダーの安全確保を図る、という構想は基本編で確認したとおりですが、 そもそも
デコイが届く範囲に味方がいなければこれを実現する事はできません。
また、リーダー(=黒魔道士)は銃を装備できないため自力回復に期待できないので、味方に回復してもらう必
要があります。これも銃が届く範囲にリーダーがいなければ実現する事はできません。
全自動プレイでは左スティックを操作できないので任意に移動を制御することができません。
ガンビットにも移動自体を制御する項目はありませんが、ガンビットオンリーで戦闘全体を通じてできるだけ味方
間の距離が離れないような何らかの工夫が欲しい所です。
また、味方間の距離が離れてしまうことは、失敗例その3・4の原因ともなってしまいます。
その3ベルガの攻撃でリーダーが死んでしまった
ギースを倒すまでは彼の攻撃による回復が必須ですが、それ以降は回復のメリットよりもリバースの掛け直し
の際に殴り殺されてしまうデメリットの方が高くなります。ギース撃破後は速やかに狂戦士状態を解除したいと
ころです。
その4ザルガバースを寝かし続けられずにエリクサーで回復されて戦闘が長引き、
リバースの魔片が尽きた
エリクサーによる回復を防ぐために、ガブラス攻撃中はザルガバースを寝かし続けなければなりません。
基本編で確認したように、今回は沈黙状態にしたガブラスをターゲットとしたスリプガにザルガバースを巻き込
ませ続けることでこれを実現します。
つまり、ザルガバースがスリプガの効果範囲から出ないように、ザルガバースとガブラスの距離が開きすぎない
よう制御し続ける必要があります。
また
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の優先順位が低くてもスリプガの頻度が落ちるためザルガバースが起きてしまいます。
上記以外にもいくつか失敗例が考えられるのですが、ここでは割愛します。
次ページからは、実際の戦闘シーンを具体的にイメージしながら、各シーン毎で起こりうる問題点に対処するために
どのような修正指定をしていくか、という観点から考察を行っていきます。