7日目:告白

長年閉ざされていた異跡の扉が、開いていることに気づいたセラは、好奇心のまま中に入って

ファルシと接触してしまった。下界のファルシにされたことを姉のライトニングにも明かせず、

たったひとりで悩んだ彼女は、4日後ようやくスノウに事実を告白する。

人々に憎まれるルシの運命を巻き込むまいと別れを願ったセラだったが、

スノウはセラを抱きしめ、ずっと支えると誓った。

8日目:宣告

聖府のルシにされたドッジはPSICOMに保護され、さまざまな検査を受けた。

調査を担当するナバート中佐が宣告した事実がサッズを当惑させる。

ドッジが下界の存在を感知する能力を得たことはわかったが、使命は不明だという。

このままではドッジはシ骸だ。息子の使命とは何か?

下界から敵を探すのか、倒すのか?サッズは必死でドッジを救う方法を考える。

9日目:邂逅

海岸で小さな傷を負ったヴァニラは、思いがけぬ人物に救われた。ヴァニラの素性に気づいていないセラに。

セラやドッジがルシにされたのは、自分が使命を避けたせいだと責任を感じているヴァニラだったが、

真実を明かして謝る勇気がなかった。セラは事情を知らぬままヴァニラの苦悩に共感して励ます。

偶然の出会いを通じてヴァニラは決めた。

たとえ自分がどうなろうと、セラが愛する世界を傷つけはしない。

10日目:真心

ライトニングの誕生日が2日後に迫った。

セラと一緒に出かけたスノウは、こっそりアクセサリを買う。彼は翌日セラに結婚を申し込むつもりでいた。

セラがルシだと知っていたが、守り抜くと決めている。

一方セラは、軍人という危険な職業に従事する姉の、お守りとなるプレゼントを探している。

その贈り物を渡したら、自分がルシにされたことを姉に告白しよう、セラはそう考えていた。